昨今、日本の昔の運搬や包装アイテムが注目されるようになってるんです。
そのアイテムとはずばり、風呂敷を指します。
なぜ現代で注目されるようになったかというと、脱炭素社会を世界中が目指すようになり、日本でもプラスチックごみを抑制したり、二酸化炭素の排出を抑制しようとする取り組みが顕著になってきました。
そして日本でもエコやSDGsをかかげ、スーパーやコンビニエンスストアや百貨店でもビニール袋や買い物袋の無料支給を廃止するようになってます。
そこで再び昔使われていた風呂敷が、現代でよみがえり注目されるようになったわけです。
布の端を結び合わせて応用すれば、しょうゆ瓶やビール瓶まで運搬できてしまいます。
布の折も緻密で強度が高く、耐久性に優れるのでビニールの買い物袋よりも丈夫であると言えます。
この風呂敷は、工夫次第で運搬だけでなくファッションのヘアアクセとしても応用可能なのです。
色彩やデザインも鮮やかで、おしゃれなものも多いので、バンダナやカチューシャ、リボン替わりなどヘッドドレスとして応用可能なんです。
運搬で使い古した不要な風呂敷のきれいな部分をカットして、縫い合わせゴムを通すだけで髪の毛を結ぶことのできるシュシュにもなります。
風呂敷はファッションコーデのスカーフにもできる
前述したとおり、風呂敷とは非常に色鮮やかで文様なども多種多様の物が見られるのです。
古典的な唐草模様や格子柄、ドットに縞模様なども粋で素敵です。
そして現代的なポップなカラフルなデザインのものもたくさん販売されるようになってます。
アニメ作家やグラフィックデザイナーによるデザインもたくさん見られ、まるで洋服のようにデザインや構成も多様です。これを物の運搬や物の包装だけに使うのはもったいないと言えるんです。
例えば使い古した風呂敷の、一部分がまだきれいで使えそうならばそこをカットして、ファッションアイテムとして
リメイクするのもお勧めです。スカーフやベルトなどに使うことも十分可能なんです。
さらには洋服のリメイクなどで、風呂しきをデザインのポイントとして用いることもお勧めです。
パッチワーク風に多種類の風呂しきを組み合わせてスカートを作ったり、カラフルな部分を切り取って、襟のや袖口の一部をテープのように装飾して用いるのも素敵です。洋服の他、洋服とセットでカバンを作ってみるのも素敵でしょう。
もともと綿素材で耐久性に優れるので、丈夫なバッグを作ることも可能になります。
風呂しきの応用範囲はまさに無限大といっても過言ではありません。