エコバッグの使用が普及したいま、風呂敷の使い方も見直されています。風呂敷というと包むのが面倒そうに感じるかもしれませんが、そんな方にお勧めなのがハンドルを使ってカバンの形に予め結んでしまうことです。
風呂敷ハンドルの使い方は簡単で、例えばリングだったらまず風呂敷の裏側の中央にリングを置きます。リングを置いたら今度は手前側の両端をリングに通し、外側に引きます。引いた両端の先を手前に寄せ、あとは真結びをして完成です。
この手順を反対側でも繰り返せば、バッグとなります。リング状の持ち手はこの結び方が定番であるため、他の結び方がしたい場合はレザーハンドや専用のハンドがお勧めです。
特に専用のハンドは種類にもよるものの、持ち手の端にある2つの穴に左右の先端を通してクロスさせるだけで安定します。いずれにしても、風呂敷専用のハンドルは持っていて損はないです。
しかしこだわるのであれば、色や素材に気を付ける必要があります。特に京都のれん株式会社が展開している「mitate moyou」の風呂敷シリーズは、可愛いものの色との組み合わせが難しいです。
モダンな柄はともかく、ビビットなカラーリングはインパクトが強いので、黒や茶色など他のカラーリングと組み合わせやすい色が妥当となっています。
あえて挑戦するなら「カラシレンコン」に赤色を、「スイカ」に緑を、「ビーツ」に灰色など互いのカラーを引き出すような組み合わせなら可愛さがアップするかもしれません。
京都のれんの新しい風呂敷はとても可愛い
風呂敷の専門店である京都のれんには多種多様な風呂敷がありますが、そのなかでも先述した「mitate moyou」シリーズは、インパクトがあって可愛い代物として挙げられます。
シリーズの名前が示しているように、日本人が古来から好んできた表現である「見立て」を合言葉にしてデザインされた風呂敷です。この風呂敷のデザイナーであるsakoさんは京都のれんで働くスタッフで、勉強中だと公式で語っていますが、sakoさんが手掛けたもう1つのシリーズ「neko iro」は人気商品に数えられています。
広げれば猫の模様になっていて、包むと丸くなった猫のようになる代物です。ある意味、こちらも「見立て」が用いられているといっても過言ではありません。
その「mitate moyou」シリーズは実にインパクトがあります。「カラシレンコン」と「スイカ」、「ビーツ」はそれぞれ色も柄も違いますが、モダンな柄が可愛く、見ようによっては別な物にも見えそうなのが特徴です。
ポリエステル100%なので頑丈で、肌触りも良く、エコバッグやいろんな場面に使える汎用性が売りとなっています。