風呂敷の柄や色などは色々なものがあるため、
使うシーンによってテイストは選ぶ必要があります。
具体的なものとしては、年代や好み、お祝いなのか
お礼なのかなどを配慮して選ぶことが大切です。
布としての可能性を広げてくれるふろしき<は基本的に、時代や季節によって流行色がありますが、
大まかに分けて紫系、赤系、青系、緑系の4色に分けられます。
それぞれに意味があり、風呂敷を使うシーンによって選び方が異なります。
まず紫は昔から皇族や高僧などの高貴な人に許されてきた色です。
優雅で気品があり、長寿を示す色とされているため、
喜び事つまりお祝いやお礼の心を伝えるのみなど
慶事だけではなく、お葬式などのあらゆるシーンで
使う事ができる色となっています。
赤系は赤やピンクなど華やかで明るいイメージのある色です。
そのため結納や婚礼などの慶事にふさわしい色とされており、
相手にタイアして喜びやおめでとうと言った気持ちを
伝えることができます。
青系は空色や水色、藍色や紺色などいろいろな色があります。
色の濃さなどを選べば普段使いだけではなく、紺色などは
お葬式などの仏事にもオススメです。
緑系もいろいろな色があります。
これも慶事にだけではなく、お葬式や法事などの席に
適しており、シーンに合わせて選ぶことが可能となっています。
無難な選び方としては、慶事であれば赤や黄色などの色のほか、
鳳凰や鶴亀などの柄があるものの方がより雰囲気が出たり、
弔事であればグレーや暗い緑、茶金などの色合いで
蓮や菊などの柄があるものなどを選んでいきます。
基本的な柄の選び方としては、喜び事には季節感じるものや
色が華やかな無地のものがおすすめで、弔事であれば
落ち着いた色や柄などを選んでいくことがポイントとなります。
幼児だと渡すだけでマント代わりにして遊んだりします。
また、素材もさまざまなものがあります。
正絹やレーヨン、ポリエステル、ナイロン、綿などが
挙げられます。最近ではエコの素材もあります。
素材も目的に合わせてふさわしい素材を
選ぶことが大切です。
人気の風呂敷のメーカーとしては京都のれんさんが有名です。